グラフィックボードの故障?よくあるトラブル症状と原因・対処法を徹底解説

PC関連解説

――突然映らない・フリーズする・異音がする…困った時の完全ガイド

パソコンのトラブルの中でも、グラフィックボード(GPU)の不調や故障は非常に厄介だ。
ゲームが起動しない、画面が真っ暗になる、突然フリーズするなど、症状は多岐にわたる。

しかも厄介なのは、
本当にグラボが壊れているのか?
設定やドライバの問題じゃないのか?
判別が難しい点にある。

本記事では、グラフィックボードでよくあるトラブル症状・原因・具体的な対処法を、初心者でも判断できるよう丁寧に解説する。
「修理に出す前にやるべきこと」「買い替え判断の基準」まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでほしい。


そもそもグラフィックボードとは?

グラフィックボード(GPU)は、映像出力や3D描画、動画処理、ゲームの描画処理を担う重要なパーツだ。
CPU内蔵グラフィックとは別に、PCI Expressスロットに装着されているカード型のものを指す。

高性能な分、

  • 発熱が大きい

  • 消費電力が高い

  • 経年劣化が起きやすい

という特徴があり、PCパーツの中でも故障率はやや高めとされている。


グラフィックボードのよくあるトラブル症状一覧

まずは「あるある」な症状を整理しよう。

① 画面が映らない・ブラックアウトする

  • 電源は入るが画面が真っ暗

  • 起動ロゴすら表示されない

  • 起動中やゲーム中に突然ブラックアウト

👉 最も多いトラブル


② 起動はするがフリーズ・再起動を繰り返す

  • Windows起動後すぐ固まる

  • ゲーム起動時に高確率で落ちる

  • 突然再起動がかかる


③ 画面にノイズ・アーティファクトが出る

  • カラフルな線や点が表示される

  • テクスチャが崩れる

  • 文字が読めないレベルの乱れ

👉 GPUコアやVRAMの物理的劣化の可能性大


④ ファンの異音・回らない

  • カラカラ、ガラガラ音がする

  • 高負荷時でもファンが回らない

  • 異常にうるさい


⑤ デバイスマネージャーで認識されない

  • 「Microsoft 基本ディスプレイ アダプター」表示

  • エラーコード43が出る

  • GPU名が表示されない


トラブル別:考えられる原因と対処法

【症状①】画面が映らない場合

主な原因

  • グラボの差し込み不良

  • 補助電源ケーブル未接続

  • HDMI / DisplayPort ケーブル不良

  • モニター側入力切替ミス

  • グラボ本体の故障

対処法

  1. 一度電源を切り、グラボを抜き差し

  2. 補助電源(6pin/8pin)が刺さっているか確認

  3. 別の映像ケーブル・別ポートで試す

  4. マザーボードの映像出力に接続してみる
    → 映ればグラボ側の問題濃厚


【症状②】フリーズ・再起動が起きる場合

主な原因

  • ドライバ不具合

  • 電源ユニット容量不足・劣化

  • GPU温度の異常上昇

  • オーバークロック設定

対処法

  • NVIDIA / AMDドライバをクリーンインストール

  • 電源容量を確認(GPU推奨W数以上か)

  • GPU温度を監視(80〜90℃超は危険)

  • OC設定をすべて初期化


【症状③】ノイズ・アーティファクトが出る場合

主な原因

  • VRAMの物理劣化

  • GPUコアの損傷

  • 長時間高温使用

対処法

残念ながら、ほぼ修理不可なケースが多い。

一時的に改善することはあっても、再発率が非常に高く、
👉 買い替え判断が現実的


【症状④】ファンの異音・停止

主な原因

  • ファンの軸劣化

  • ホコリ詰まり

  • ファン制御不良

対処法

  • エアダスターで清掃

  • ファン制御ソフトで回転数確認

  • ファン交換(可能なモデルのみ)

※放置すると熱暴走→GPU死亡に直結するので注意。


【症状⑤】認識されない・エラーコード43

主な原因

  • ドライバ破損

  • Windowsアップデートとの相性

  • GPUの内部エラー

対処法

  • DDUを使った完全ドライバ削除

  • 別PCに挿して認識されるか確認

  • それでもダメなら故障濃厚


「故障」と「設定ミス」の見分け方

判断基準はシンプル。

チェック項目 結果
別PCでも同じ症状 故障ほぼ確定
内蔵GPUでは正常 グラボ原因
ノイズ・アーティファクト 物理故障
ドライバ再インストールで改善 ソフト原因

修理に出す?買い替える?判断の目安

修理を検討してもいいケース

  • 保証期間内

  • 高額GPU(RTX 4080/4090など)

  • 明確な初期不良

買い替えを勧めるケース

  • 使用年数3年以上

  • アーティファクト発生

  • 中古・保証切れ

  • 修理費が新品価格の半分以上

正直、ミドルクラス以下のGPUは修理より買い替えの方が安いことが多い。


グラフィックボードを長持ちさせるコツ

  • ケース内エアフローを確保

  • 定期的なホコリ清掃

  • 高温状態での長時間使用を避ける

  • 無理なオーバークロックをしない

  • 信頼できる電源ユニットを使う

特に電源と温度管理は寿命に直結する。


まとめ:慌てず切り分けが最重要

グラフィックボードのトラブルは、
「壊れた!」と焦りがちだが、意外と設定や接触不良が原因なことも多い。

  1. まずは配線・差し直し

  2. 次にドライバ・温度確認

  3. 別環境での動作確認

この順で冷静に切り分けよう。

それでも改善しない場合は、
👉 潔く買い替えを検討するのも立派な選択だ。

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